研究内容


 生体信号のセンシングや刺激回路の新規開発を基礎に、医療や人々の健康・安心・安全に貢献することを目指しています。 また、その過程の基礎研究や開発装置の応用により、科学技術の発展に寄与することも重要と考えています。
 目標を達成するために、電気回路技術や信号処理技術などを駆使します。 10個のCを大切にしています: Challenge, Courage, Creativity, Curiosity, Continuation, Concentration, Communication, Connection, Contribution, Confidence


新しい生体センシング回路の開発と応用

計測対象

血圧、脈波、心電図、神経活動電位、離在床、眼電図、筋電図、呼吸、脳波、臥位など

IoT医療機器やIoTヘルスケア機器

在宅医療用バイタルモニタ、遠隔高齢者見守りシステム、自動車用バイタルモニタなど

システム応用

無呼吸・低呼吸指標の算出、病的な心臓不整脈の検出、臥位の判別と離床予知など


新しい治療のための電気刺激装置の開発と応用

耳から迷走神経電気刺激を行うための電子回路の開発と小型化

抗炎症作用を効果的に誘発する電気刺激システムの検討

動物実験に基づく迷走神経刺激の抗炎症作用の作用機序の解明


IoT医療機器の故障検知やハブ構築の基礎検討

IoT医療機器 (例えば在宅医療用バイタルモニタ) の稼働状態センシング

後付けで医療機器をIoT化する際に機能するハブの構築